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公式ファッションブランド通販サイト 鎌倉殿の13人」ついに頼朝追討の宣旨！？受けて立つ頼朝…第19回 和書の詳細情報
鎌倉殿の13人」ついに頼朝追討の宣旨！？受けて立つ頼朝…第19回。源頼朝が恐れた北条政子の嫉妬、日本中世の「後妻打」という驚き。91MUCMIrocL.jpg。令和５年度産・コシヒカリ(白米4．5キロ)。 閉じる
江馬細香の２つの印「細香」「湘夢」
閉じる緒方洪庵の「滴々斎」の落款
閉じる断層画像写真
閉じる江馬細香 美術年鑑の評価額
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カスタマーレビュー
オススメ度 4.8点
現在、3328件のレビューが投稿されています。
隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆
自筆下部に江馬細香の落款（印譜）「細香」と「湘夢」がある。
（自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。
「自筆原本」
原本下部の２つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。
《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。
賴朝途還。以千餘騎護京師。於是以賴朝意奉請。
莊園置地頭。弗被允。終被允。已而辭之。大亂初平。時政身當其衝。餘東歸。亦賴朝意也。射中走鹿。使人報之政子。彼將家冑子。何煩專使。
正治元年。賴朝伏。政子削髮爲尼。時・・・・《政敍從五位下》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字（旧字）の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字（難字・旧字）を正確に反映しております。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
初めの如し。
文治元年 (1185)冬、親ら将として之を京師に撃たんとす。
頼朝 途にして還る。
四もに索むれども獲ず。允されず。
已にして之を辞す。
時政(ときまさ)、身、其の衝に当り、事立ちどころに弁ぜざる無し。詔を以て、從弟時定(ときさだ) を拳げて、自ら代らしむ。
頼朝(よりとも)、嘗て富士野に猟す。
頼朝、大に喜び、人をして之を政子(まさこ) に報ぜしむ。一禽を獲たるに、何ぞ專使を煩さん」と。
正治元年 (1199)正月、頼朝(よりとも)失す。
政子(まさこ)、髪を削りて尼と為り、而して政事を与り聞く。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《源頼朝、鎌倉に幕府を開く》
《源頼朝、義経追討の命令を出す》
《北条時政は、鎌倉に戻って来て、頼朝に親しみ
信頼されることが》・・・・初めの頃と同様であった。
文治元年（１１８５年）冬、自ら将として京師で義経を撃とうした。頼朝は、途中で引き返し、時政を遣わし、
千余騎を率いて京師を護らせて、そして四方を捜索したが、義経を捕まえられなかった。
だが、許されなかった。
その内に、時政は、これを辞職した。
時政は、自ら重要な職務を引き受けて、あらゆる仕事を立ちどころに片付けた。詔を受けて、時政は、従弟（いとこ）の時貞を推挙して、
自らの代わりにしたが、これも頼朝の内意であった。頼家は、この時十二歳になったばかりで、走る鹿を射て命中させた。政子は言った、「彼は、将軍家の嫡子です。
頼朝は、これを恥じた。
頼家が立って家を継いだ。
時・・・・・《政は、従五位下に叙されて、遠江守に任じられて、政所の別当となった。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。その左が「湘夢」の落款。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁（美術年鑑社・刊）
上の写真は額縁裏面のラベル
下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款
上の写真は、江馬細香の肖像。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。序文に記載されている日付は、文政十年（1827）五月二十一日である。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「日本外史」の文字が記されております。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。撮影後、展示のために再表装をしております。
頼山陽(1780～1832)は、文化11年（1814）35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞（1784～1849）の養女・梨影（りえ）を妻に迎えている。。軍事資料★「通信所日誌」明治36年9月18日ー23日 鶴原通信所 広島湾 呉要塞砲兵連隊便箋。1911年 書画鑑定大日本名家全書 印譜 花押 検索:法書道 封泥 篆刻 金石鼓文 篆字 落款 羅振玉 支那 呉昌碩 朱印存 斉白石 張大千 黄易 雅印。福澤諭吉著『清英交際始末』（全2冊揃）明治2年 尚古堂刊 阿片戦争後のイギリスと中国の外交関係を記す 明治時代和本 福沢諭吉。清水了随纂輯『油断大敵 一名心のせめ 全』明治12年 思誠堂蔵版/うさぎ屋誠刊 狂歌集 明治時代ボール表紙本。皇国開闢由来記・日本国開闢由来記・4冊/指漏漁者編・国芳画/絵入和本。唐衣橘洲『狂歌初心抄 完』寛政2年序 耕書堂刊 江戸時代和本。【洛座】明清名家書法大成 全八巻 本 初版 1993 定価 126,000円 ＜古本 呉昌碩 王鐸。小林善八（小林鶯里）『小説豊臣秀吉』昭和11年 大京堂書店刊 初版本。石井光雄・積翠先生華甲壽記念論纂/1942年/非売品/徳富蘇峰・川瀬一馬・石田茂作・長澤規矩也・辻善之助・宇井伯壽・鈴木大拙・神田喜一郎。石田玉山『国姓爺忠義伝 前編』(全十三巻十三冊揃)文化元年 柏原屋源兵衛他刊 江戸時代和本 読本 絵本国姓爺忠義 中国史 浮世絵師絵入本。5 古文書 模写 写し 写本 千葉県令 申上書 市町村 沿革 明治維新 肉筆 木更津 江澤潤一郎。1947年 初版 江戸建築叢話 検索:江戸城 諸門 城門 大岡越前守 奉行所 職制 絵図 絵本 製図 藍図 江戸橋 品川宿 遊郭 女郎 花街 外郎屋 茶屋。新居帖 全4冊◆頼山陽、桃花庵、明治9年/u167。古文書 会沢正志斎 書簡 水戸藩士 （レターパックライト発送）。【希少】「笠間影印叢刊」第1期 23冊 段ボールケース入り 笠間書院 新古今和歌集/枕草子/更級日記/伊勢物語/とはずがたり【ac03k】。古文書 書簡 五島耕畝 金井紫雲宛て 封筒付き 歴史資料 茨城県 日立市 中里村 日本画家（レターパックライト発送）。学問ノススメ 九編。春光園花丸著 岡田玉山画『画本異国一覧 巻之二』寛政年間 江戸時代和本 浮世絵 錦絵 絵入本。古文書 書簡 五島耕畝 香山基宛て 封筒付き 茨城県 日立市 中里村 日本画 歴史資料 (レターパックライト発送）。『真艸世話千字文』文政8年 松屋善兵衛板 江戸時代和本 往来物。近世禅林僧宝伝・3冊/相国寺心華院荻野独園撰/明治23年/荻野独園老師が延宝伝灯録・本朝高僧伝以降の臨済宗の禅僧等の伝記を撰したもの。近代見聞善悪業報因縁集 2〜5巻 一叢軒露宿集選 ; 採璞校評 三都書林 天明8年（1788）☆和本 亡婦/怨/遊女の霊/殺生の業 B20yn。f240502025〇彩色木版画 広重 富士三十六景 東海堂左り不二 静岡県富士市依田橋 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。長谷川伸旧蔵書 田辺実明『先代萩の真相』大正10年 博文館刊 函付初版本 仙台藩・伊達家資料 伊達騒動。大島貞益編訳『改正再刻 英史』（5冊＝巻1～5）明治7年序 文部省刊 明治時代和本 イギリス史 英国史 西洋史。古文書●９００年頃と江戸末期 有名人４人の書 菅原道真の書(孝教)に頼山陽の入手経過そして藤田東湖の署名と徳川斉昭の冒頭の書 230307。C66-100 漁業手形制度早わかり 安藤文一郎 書き込み・全体的に汚れ有り レトロ。古文書 五島耕畝 書簡 安西正禮 宛 茨城県 日立市 出身 日本画 歴史資料（レターパックライト発送）。溝口竹亭『俳諧をだまき綱目大成』（全二巻揃・合本一冊）宝暦11年 田中庄兵衛刊 江戸時代和本 俳諧をだまき綱目 俳句 俳諧書 俳書。木公亭主人(松亭金水)『太平楽皇国性質』（全二冊揃）天保5年序 群玉堂蔵版 江戸時代和本 随筆集。石川一代記 上下巻／石川五右衛門 賊禁秘誠談 和本 古典籍 千鳥の香炉【23-0914-1】。オリュンポス ねじまき少女 恐怖の存在 キルンピープル クラーケン 宇宙飛行士ピクルス物語 ハヤカワ文庫 17冊セット 送料無料。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 寛文十二 富家馬之 鞍 馬刀 古文書。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 八条流馬書 清水忠安謹書 書状 古文書。紀州根来寺圓明校正 世親菩薩造『重刊阿毘達磨倶舍論本頌』中野宗左衛門刊 印記「源徳寺蔵書」江戸時代和本 仏教書 仏書。古書 古本 定石類集 名家詰将棋。和本 漢籍 『文選正文』山子點 12冊 浪華書房 四書堂梓 古典籍 和書 「梁 昭明太子 蕭統撰」 中国古典文学 万延庚申 三刻。歌学提要。源頼朝 (中世武士選書38) | 菱沼一憲 |本 | 通販 | Amazon。
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府２代執権「北条義時」を中心に記しております。51+DWln4QML.jpg。北条時政（ほうじょうときまさ）／ホームメイト。２つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。北条時政と北条政子: 「鎌倉」の時代を担った父と娘 (日本史。牧氏の変」の背景と結果を解説｜北条時政を失脚させた牧の方事件。）
「額縁入自筆原本」
上記額は、海外展示の際に用いられた額です。源頼朝 (中世武士選書38) | 菱沼一憲 |本 | 通販 | Amazon。北条義時-鎌倉殿を補佐した二代目執権 (中公新書 2678) | 岩田。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか (PHP新書) | 坂井。鎌倉の古道を歩く 彷徨い人 中島孝夫 「おもむくままに」 日本。隷書体の「日本外史」は日本国内では本自筆のみです。近江彦根藩領出流原村古文書●嘉永6年 御巡見ニ付御用向御窺之覚と人足数 ８丁 藩主井伊直弼⑩ 下野国安蘇郡 現在の佐野市 231015。和本 虞列伊氏解剖訓蒙図2冊揃 医学書 送料無料。自筆は「極細」の筆が用いられており、正確で精緻な筆の運びが「芸術的な領域に達している」としてアメリカでは高く評価されている。小堀遠州自筆書状幅 永井尚政宛。明治の頃 各種台帳の大山（^00XE19C。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。矢橋赤山・矢橋赤水著 大野鉄之助編『赤山遺稿・赤水遺稿』（全2冊揃）昭和10年 矢橋龍吉刊（岐阜県不破郡）岐阜県・美濃赤坂郷土史料。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 毛利 古文書 書状。上から３番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局（NASA）の技術による「断層(MRI)写真」です。酒井抱一筆 俵屋宗達筆童子採菊之圖鑑定書 文化九年十一月廿二日。武田鶯塘著 巌谷小波題句 岡野栄木版画『鶯塘集』昭和10年 南柯吟社出版部刊 俳句集。NASA（アメリカ航空宇宙局）の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。渡辺玄対『南画山水画式』（全2冊揃）大正7年松山堂蔵版 江戸時代中期の山水画家が中国絵画（中国古画）を臨写した木版画譜 中国美術 和本。川越藩（前橋藩）前橋御陣屋絵図。
《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《被親信》・・・如初。広瀬旭荘『梅詩鈔 初・ニ・三編』(9冊)嘉永元年河内屋茂兵衛他刊 漢詩集 江戸時代和本。近江彦根藩領出流原村古文書●文久３年 人相書写・御触書 新徴隊関係 1+8通 下野安蘇郡 現在の栃木県佐野市 240504 102。謀除之。f240502032〇彩色木版画 広重 富士三十六景 甲斐犬目峠 山梨県上野原市 アダチ版画研究所 昭和５０年〇和本古書古文書。軍事資料 兵営図 絵図★「歩兵第三十連隊略図」明治34年11月発行 所在地 新津 - 村松 - 高田。冬。『小倉百人一首 全』明治18年 東浦英二郎刊（山梨県甲府）明治時代和本。ジャングルブック 菊地寬編。義經奔竄。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 古文書。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 古文書 書状 歴史的逸品。遣時政。庭川庄左衛門序『将棋袖珍手段』宝暦13年序刊 江戸時代の将棋書 江戸時代和本。●俳諧書●『誹諧御傘』全10巻5冊揃い 俳諧御傘 松永貞徳著 俳諧式目 作法書 帝畿宣風坊書林●古書 和本 江戸時代 俳句。四索不獲。【和本】韻鏡 韻鏡索隠 中国 音韻学関連 和本 3冊セット 寛文3年 長尾平兵衛 和本 唐本 太田子規 古文書 江戸時代 版本 中国 1はy。生花古流百記 上下／ 和服裁縫全集 ／ 相馬日記 かなり古いもの全て 古書セット アンティーク。諸國司置守護。佐藤鶴城（佐藤民之助）『とし玉』河内屋喜兵衛他刊 水戸藩に仕えた和方の医師 江戸時代和本 医学書 医書 東洋医学 健康法 長寿法。東京名所 巻一・巻三 寫本 江戸名所圖會抜萃。所在追捕。軍事的に見た欧州情勢 昭15 日本外交協會秘密文書 ガリ版 旧日本軍 大日本帝國海軍太平洋戦争空軍海軍航空隊軍艦兵法戦自衛隊戦前NY。【昭和49年覆刻・限定500セット「古文書時代鑑（上）」】東京大学史料編纂所編/定価20万円/。時政抗辨再三。☆E0013和本江戸文政13年（1830）序和歌女流文学「気布梨の数恵」全1冊/香習院阿実尼(多田千枝子)/古書古文書/木版摺り。最短即日発送 激レア 初版 1902年 小泉八雲 ラフカディオ・ハーン『骨董』 KOTTO 洋書 古書 GENJIRO YETO アンティーク 現品限り 英語版。自爲七國地頭。仏教語大辞典 上下+別館・索引 ３冊 中村元 著 出版社 東京書籍株式会社 昭和五十年第一版発行 古書 古文書 和書 古本 骨董 古美術。『改正諸罰則一覧 法制局蔵版』明治12年博文本社 明治時代和本 郵便・鉄道・裁判所呼出・証券・狩猟などに関する罪状と罰則（罰金）一覧書。
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そこで、時政は、頼朝の意向を朝廷に上奏して、諸々の朝廷の土地に守護を置き、
諸々の荘園に地頭を置き、各地で守護・地頭が盗賊・謀反人を追補（ついぶ）することを請うた。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 古文書 書状。[R0419-020] 増補名物錦繍類纂 着物 デザイン 図集 明石染人 狩野秀峯 平安堂 京都。時政は、朝廷に再三抗弁して、
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一年余りで関東へ帰った。【明治32年 富岡永洗木版『新婚旅行の図』付き 旅行案内 日用百科全書 第14編 大橋又太郎 編 博文館 検】芸術美術古写真古書歴史資料骨董。歌舞伎音曲 芸娼妓事情 通人必携 全 漫著：花笠文京 明治17年 繪入自由出版社★Hi.43。
頼朝は、嘗て富士野で狩りをした。御物粘葉本 和漢朗詠集 上下釈文 帙入。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 要門車懸 小嶋紋左衛門景福 内藤入道 貞龍 古文書 書状。
頼朝は、大いに喜び、人を遣ってこのことを政子に報告させた。竹久夢二木版画装『中山晋平曲 童謡小曲』(2冊=第15,17集) 昭和5年 山野楽器店刊 北原白秋・野口雨情・西條八十ら歌詞。松本楓湖編『日本画譜』（全2冊揃/木版画16枚）渡辺省亭 永峰秀湖 川端玉章 橋本雅邦 岸竹堂 小林清親 荒木寛畝 瀧和亭 菅原白瀧 跡見玉枝。一頭の獣を仕留めて、何故わざわざ使者を遣わすのですか」と。写本 駒田隼人恨晴秘録 宝暦11年 武術活劇 武士 検）歌舞伎浄瑠璃江戸時代古書和書古本古文書 NS。信濃國上水内郡南郷村未年浄土真宗宗門人別改帳。
政子、政事に与る
正治（土御門、１１９９～１２０１年）元年（１１９９年）正月、頼朝が世を去った。観世流改訂謡本 40冊セット 明治発行。柳橋竹枝 完 長谷川正直著 明治27年 大倉書店・片野東壁堂★Hi.63-B。政子は、髪を削って尼となって政事に参与した。兒島高德事蹟私考・児島高徳/尾形惣三郎/昭和3年/元弘の乱に後醍醐天皇に応じて挙兵・天皇が隠岐国へ流される時途中で天皇を迎えようとした。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 藤原盛道 寛永 武蔵風土記 古文書。》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授（1922～）
（断層画像MRI－4－5－A）
「細香・湘夢」の２つの印は、江馬細香の落款。竹久夢二木版画装『中山晋平作曲 新作小学童謡』(2冊セット=第1,3編) 昭和2-3年 京文社刊。紋様 文様 寺院 唐草 鳳凰 獅子 奈留美加多 宮女裳 小田切春江 デザイン 設計 浮世絵師 画家 絵本 図譜 古器物 古模様 臨模 尾張国 江戸期。右から２番目は、序文末尾の拡大写真。0033694 写本 経済録 全5冊(10巻)揃 太宰春台 享保14年序。アンティーク、天文暦学書、卜占、気象気候、28宿、古暦、江戸期和本1659（万治2）年『新板長暦 上下 2巻揃』太陰暦。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年（1827） 5月21日」の日付。和本「毛詩鄭箋標註・詩經古註標註」全20巻合本5冊揃 天明6年(1786) 江都東山先生/訂正 中国最古の詩篇 儒教 経典 (江戸。三橋四郎次著 石井柏亭装丁 島田青峯序『光波子句集』昭和16年 私家版（静岡県）三橋光波子俳句集 菊川市郷土史料。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。淺智露 （武具 鎧など） 鏡嶋源養正著。大日本法律規則類編 上下巻セット 明治19年 戦前 法律法学 六法全書 明治大正 古書和書古本 P。手前が細香、右上が紅蘭（原図は江馬家所蔵）
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。【和算】和本「算祖」1～5巻揃 天和4年（1684年）図入り 超貴重書☆算数 数学 そろばん 塵劫記 江戸時代 算爼 法祖 算法闕疑抄。正戸茂『経営心理学 応用篇 勤労意欲・モラール管理』昭和29年 丸善発売/広島工業経営学会刊 経営理論書。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。江戸前期～中期頃刋 古板 『百人一首』六種類 一括。日本橋浮名歌妓 校閲：伊東橋塘 編輯：山田春塘(山田伊之助) 明治17年 滑稽堂★Hi.42。玄沢は、江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 書状 小笠原 古文書 書状。伊良子光信編 中川重麗校『金石図解 全』明治15年 村上勘兵衛刊 明治時代和本 銅版画口絵入 鉱石・鉱物類を図版入りで紹介。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。N23021111○熊谷県布達明治8年○本県利根郡湯檜曾村より新潟県魚沼郡清水村迄 清水越の開鑿落成 三国嶺通に比し里程短縮 熊谷県権令梶取素。希少 万国船舶信号書 上中下巻セット 明治30年 海洋工学 航海 造船 モールス信号 戦艦 戦前 明治大正 古書和書古本 P。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。n21010613○太政官日誌 明治3年庚午第64号12月〇海軍服制定む 絵図10丁全19丁〇陸軍徽章制服 絵図11丁全13丁 和本古書古文書。扶桑蒙求 岸鳳質 天保14年 李澣 幼学書 寺子屋 尋常小学校 世話千字文 和漢朗詠集 検） 戦前明治大正古書和書古文書写本古本 NY。（所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載）。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 書状 古文書。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 犬甘 甲冑之部 鎧着 古文書。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。1932年 情緒漫画 折本 大島 奥伊豆 南国の五日 田中才二郎 松岡由助 初版本 東京府 検索:風俗 花街 舞妓 温泉街 昭和爛漫 鳥瞰図 地図 花町。【豪華複製版】嵯峨本徒然草 上下巻2冊組◎奥山春枝 鈴木尚美社 影印本 1934年（昭和9年）発行。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。富岡鉄斎旧蔵書（蔵書印2顆・自筆箋付）五十嵐篤好『天朝墨談』（全5冊揃）安政6年青藜閣梓 江戸時代和本 書道論。江戸時代 和書『磐溪小稿』 大槻清崇 紫薇園蔵 文政10年 1827年。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。写本／去風流活花／「活花新活」／永埜某述／寛政4年筆写／岐阜高山：宇野氏所持本。大正記念写真帖/大正5年/東京市の御大典法祝会/悠紀斎田の御田植式/主基斎田の御田植式/北京における蒙古僧侶/冬季の奉天市街/大隈内閣。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。詠史百首 大沼枕山 明治期 和歌 短歌 詩学 戦前明治大正古書和書古本 NK。鳥井正之助編 大庭新八翻刻『一筆漢画』（全4冊揃）明治14年刊 中国光緒年間の草花画手本帖の和刻本 彩色木版画譜 明治時代和本 中国美術。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。[絵本] 徳川十五代記 明治27年 印刷兼発行者：荒川藤兵エ★ko2.35。橘守部詠 橘冬照選『橘守部家集』（全3巻揃/合本1冊）嘉永7年後跋 椎本蔵板 江戸時代和本（明治刷）橘守部歌集 国学者。
１・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。明治期 紋様書 鳴海賀太 検索⇒図案 香盒 設計 木版摺 支那 文様 古玉 武器 兵器 軍服 古建築 彫文 小田切春江 浮世絵 絵本 話本 武士 絵図。選挙論 江口三省 小松三省 明治22年 土佐藩 高知県 戦前 政治 明治大正 古書和書古本 Y。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。新薬方鑑 リープライヒ 明治22年 医学 明治期江戸期 検）西洋医学医術蘭学漢方学薬学薬理学出産学薬剤学 戦前明治大正古書和書古本 NK。和刻本正史 漢書ニ 列傳下。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。江戸時代の和本「真田三代実記」全50冊150巻、写本、箱あり傷みあり、真田幸村の軍記物、2篇１‐３巻可読だが大きな染みあり。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757～1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801～1878)とも親しくしている。墨子兵書 全四冊。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。頼山陽の文政10年（1827）3月27日の日記（頼山陽46歳）には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。N23040103 京都府布達明治9年〇癲狂院(てんきょういん,8年南禅寺に設立,我国初の公立精神科病院,川越病院の起源)治療条則改正 入院料は随意。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。
「二十八日、新晴、二賴（山陽と杏坪）及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。古山師重（古山太郎兵衛）『新板役者絵づくし』（全3冊揃）限定300部 大正10年米山堂 元禄時代『役者絵尽し』復刻版 野郎歌舞伎 元禄歌舞伎。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。檜山義慎『皇朝名画拾彙』（全5冊揃）文政2年盤松軒蔵版・和泉屋金右衛門他刊 神田香巌旧蔵書（「神田家蔵」「香巌珍蔵」）江戸時代和本。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。遠近映発して煌々昼の如し。導水瑣言 岸田吟香自筆書寫本（二五歳） 楽善堂主人寫 安政五年春三月寫。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。続近世畸人伝■和本■全5冊揃い■落丁なし■三熊花顛■伴蒿蹊■寛政10年（1798年）刊■続近世奇人伝。金銭の授受は明記されていない。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。即決1857年安政4年『仮題 鯰絵暦指南書』陰陽師アンティーク天文暦学書、暦指南、八卦、卜占、江戸期和本、 Planisphere, Celestial atlas。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 毛利 古文書 書状。
２・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款（印譜）がある。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。とぼとぼ六十年 限１５０部 畦地梅太郎。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。梁川星巌『星巌集』（全12冊揃）天保12年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 漢詩文集 漢詩集。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。洪庵は文化７年（1810）7月14日生～文久3年（1863）6月10日没。聖戦美術/陸軍省情報部/非売品/支那事変二周年記念日/昭和14年/小磯良平・向井潤吉・川端龍子・橋本関雪/荒木貞夫題字/和装本/戦時資料。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIＨON GAISHI」と表記。御伝鈔演義 抜書 上中下揃 江戸時代 浄土真宗 親鸞 検）仏教仏陀浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NT。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。東亜研究所 資料 南方地域の鉄鋼など 他 計6冊。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。このような断片を「古切」という。恵中（草庵恵中・慧中）著『海上問答』（全3巻3冊揃）寛文10年刊 江戸時代和本 仮名草子 絵入本 仏教書 仏書。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子（かんす）で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。長谷川伸旧蔵書『大分聯隊区管内に於ける郷土戦史の研究 第1輯』昭和2年 帝国在郷軍人会大分支部刊（大分県大分市）戦国時代戦史。なお、自筆を断片化することを「古切」という。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館（村瀬秋水・写）、東京大学、京都大学、大阪府（１冊のみ）など8箇所に現存。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 富家鞭 古文書。「国書総目録」第６巻379頁（岩波書店・刊）出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ１部現存するのみ。N/殉職福岡巡査部長彰功録 江川警察署編纂 昭和15年 非売品 /愛知県名古屋市事件警察官/戦前古本古書。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。萬紫千紅。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年（1827）三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。【除籍本/まとめ】樺島石梁遺文 全8巻セット 儒学/久留米藩/著作集/和本/古文本【2211-119】。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。美しい国 童話の日本史 吉田助治 大正13年 文陽堂書店 神道 神社 修験道 検定）三寶大荒神天皇教派神道仏教仏陀真言宗密教天台宗 NP。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。長谷川伸旧蔵書 江風散士『正調安来節の踊り方と唄ひ方』大正10年 奥村久太郎（島根県松江市）民謡 俗謡。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年（1805）年3月20日の「大槻子縄（仙台藩学頭）に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。【激レア 入手困難 最高級美術目録 国宝級名品多数掲載】『竹軒聚美帖』昭和10年 東京美術倶楽部 大阪美術倶楽部 定家 応挙 鉄斎 蕪村 松園。「日本外史」は「文政十年（1827）五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。[絵本] 太閤記 秀吉公一代記 明治32年 牧金之助★ko2.39。また、大槻磐渓は、文政十年（1827）より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。
２・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。はいかい はるの湊 京/橘枝堂板 寳暦頃刋 俳諧 春の湊。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。装剣奇賞・3冊/稲葉通龍/天明元年序・刀装具の作者に関する最古の本格的な研究書であると同時に根付師名鑑としても貴重な情報を今に伝える。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph（江馬細香・自筆）」とはしていなかった。（2015年1月迄）
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された（分析法は下記②の欄）。即決アンティーク、江戸期和本1600年代？（清代）中国本唐本『暦学駢枝 巻2、巻3、巻4』梅文鼎、天文暦学書、日食、月食、超希少本。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。西川如見原著 小野忠重解説 『四十二国人物図説』昭和22年 双林社刊 江戸時代和本影印本。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。教育画報 第4巻第1～6号 大正6年。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 馬書 古文書。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。『復古論 活版・売買禁』幕末-明治初期刊 江戸時代和本（明治時代和本）勤王論 尊王攘夷 王政復古論 江戸幕府批判。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。岩垣松苗・菊池純（菊池三渓）編『国史略』（全十五冊揃）明治11-13年 藤井孫兵衛刊明治時代和本 日本史。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。吉原青楼年中行事 明治 上下巻。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。ｓ◆** 江戸期 重鐫 日本歳時記 春夏秋冬 4冊 揃い 文政七年 和本 古書 当時物 時代物 /N54。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。狩猟図説 全◆農商務省/東京博文館/明治25年/猟犬/猟銃。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問（日本外史）深し。かくなる姫を御台所（正室）に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。日本上代の甲冑/末永雅雄/昭和19年/古墳出土の甲冑の資料の復原研究を行いその実態たる甲冑の推移過程を考へ考古學上の位置を正そうとした。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。東里山人作 歌川英泉画『出謗題無智哉論 三篇』文政8年岩戸屋喜三郎版 江戸時代和本 浮世絵・錦絵。
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